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2020年12月06日

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  • 【プラシーボ効果】行動心理学・行動心理士

行動心理士 やまひろの一言

勘違いから始まることもある!!


◆プラシーボ効果の実験
効果検証としては、ストームズとニズベットの実験が有名です。これは、不眠所の患者に「この薬は覚醒作用がある」と伝えて渡します。
実際は単なるラムネで効果は一切ない錠剤でしたが、この実験は効果を発揮し、この患者の不眠症が治ったという検証結果がえれました。

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◆原因1-錯誤帰属
人間の認知について知ることが必要です。1つ生理的喚起、2つ因果関係の理解が必要です。
感情の理解、例えば喜びや悲しみは、体に起こっている変化と目の前で起こっている場面がむずび付き起こります。
上記の実験では、患者は覚醒するという生理的喚起を薬と結びつけました。不眠の原因が自分にないと感じ、安心して睡眠をとれたのです。
この現象は、実際の生理的喚起と、それを起こしている対象がうまく結びついていないことを意味します。これを錯誤帰属と呼びます。

◆原因-思い込み
思い込みが人の認知に大きく作用するということです。プラシーボ効果が必ず起こるわけではありません。起こる際には、医者と患者の関係性、医者への信頼、薬への信頼感の相関関係が大きく認知につながります。
実際に効果の無い薬が効果があるようじ作用した原因です。
そして、この逆はノーシーボ効果といいます。

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