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2020年12月10日

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  • 【ツァイガルニック効果】行動心理学・行動心理士

行動心理士やまひろの一言

中途半端が一番気になるってこと!!


◆効果の理論
リトアニアの心理学者であるツァイガルニックによって提唱されました。
彼は、記憶の研究をしており、完了させた課題よりも、中断した課題の方が思い出しやすいことを発見しました。
こちららは、ドイツ出身の心理学者レヴィンの理論が基になっています。
リーダーシップや集団などの社会心理学を研究していた方です。青年期にある人を「境界人」と呼んだとして有名です。
またレヴィン理論に緊張体系というものがあります。これは、人は欲求を感じると緊張をし、欲求が解消されると緊張も解消されるという理論です。
上記の理論を基にして、中断した課題は緊張状態が持続しているので記憶に残りやすいと結論付けました。

◆マーケティング戦略として
ドラマやアニメの次回予告、中途半端に紹介をされて次回も見たいという欲求を喚起します。
「続きはWEBで」などの煽り文句も同様です。

◆学習・仕事・恋愛として
勉強中は中途半端な箇所で休憩をとるなど
仕事もきりの悪いところで休憩をしてみるなど
デートでは、早めに切り上げることで半端な気持ちにして次回へ繋げる欲求を起こすなど

◆マイナス思考への対策
人はできた、成功体験よりも、できなかった失敗体験を記憶します。これはマイナス思考に繋がります。
人の記憶にツァイガルニック効果が作用することを知れば対策ができます。

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※五重塔など完成させないモノ作りもあります。
完成はもちろんしてますが、どこかの階層の屋根が裏側を向いていて未完成のままであるといった具合になっています。

未完成の完成!!



 

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