カテゴリー
心理学・性格・傾向 思い出 情報

幸せを感じる科学的根拠

 

幸せの研究に関して

幸せとは、「well-being(ウェルビーイング)」と呼ばれ、持続的により良い状態になること。
幸せの研究と呼ばれるポジティブ心理学で言われている考え方

「PERMA」とは、下記5つの柱の頭文字から来ています。

P:Positive emotion「ポジティブ感情」
「喜び」「感謝」「安らぎ」「愉快」「愛」「希望」のポジティブな感情をもつこと

E:Engagement「エンゲージメント」
没頭、没入できる体験をすること

R:Relationship「人間関係」
特に家族などの親密な人たちとの関係を大切にすること

M:Meaning「人生における意味や意義ある活動」
人生に意味や意義、目的を見出して行動すること

A:Accomplishment (Achievement)「達成、完遂、マスター」
最初は達成(Achievement)の意味だけが取り上げられていましたが、近年では何かを習得し向上させることも加味され、このキーワードが使われています。

参考:「幸せ」とは?科学的に分かった幸せの本質と幸せになる5つの方法

 

◼「幸せとは、ポジティブ感情である」
※ポジティブ感情研究の第一人者「バーバラ・L・フレデリクソン博士」
ポジティブ感情とは、「愛、喜び、笑い、感謝」といった肯定的な感情です。

これらのポジティブ感情をもつことで、幸せになると言います。
「ポジティブ感情」研究の第一人者と言われるフレドリックが唱えるポジティブ感情は「喜び」「感謝」「安らぎ」「興味」「誇り」「愉快」「鼓舞」「畏敬」「愛」「希望」の10個の感情です。

◼「幸せとは、遊びの感覚で夢中になれるものがあること」
※フロー理論の提供者であり、心理学者の「ミハイ・チクセントミハイ博士」
有名な理論で「フロー理論」と呼ばれているものがあります。

時間を忘れて夢中になったり、何かに集中できていて、そのことすら気づいていない没頭の状態のことです。「フロー」、近い感覚としてはアスリートたちの「ゾーン」と呼ばれる感覚です。

つまり、「幸せになりたければ、何かに没頭できたり、夢中になることができる何かを見つける」こと。そして、それ自体を楽しめるような何かを発見して取り組むことと言います。

◼「幸せにおいて、他者は大切である」
※心理学者の「クリストファー・ピーターソン博士」
他者との関わりやつながりは、人生の幸福度に大きな影響を及ぼすことを伝えています。

◼「幸せにおいて、他者は大切である」
※心理学者の「クリストファー・ピーターソン博士」
他者との関わりやつながりは、人生の幸福度に大きな影響を及ぼすことを伝えています。

人との関係に生まれる愛や許し、また感謝についての研究も加味され、能動的、かつ建設的に人と話すことが大切だとされています。

ハーバード大学の心理学で最も長い研究と言われるその内容は、「人が幸せを感じるためには愛が必要である」、もっと具体的に表現すると、「心から支えられていると感じられている人間関係である」と結論づけています。

◼「人間が欲しているのは、幸福ではなく、幸福になる理由である」
※精神科医・心理学者の「ヴィクトール・フランクル博士」
幸せになりたければ、人生の意味や意義、そして目的が必要だということです。
「何をしたいか」「夢はなにか」という自己実現的な考え方ではなく、

  • 私は、この人生で今何をすることを求められているか
  • 私のことを本当に必要としている人は誰か/その人はどこにいるか
  • 誰かのため/何かのために、私にできることは何か

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です